気分変調症とは?当事者の視点から分かりやすく解説します!

メンタルヘルス
突然ですが、皆さんは最近生きるのがつらいと思ったことはありますか?

「そんなの考えたことないよ〜」「辛いこともあるけど、楽しいときもあるからまあまあかな」

いいですね。自分のペースで穏やかな生活を送れているのはとてもいいことです。辛い時はゆっくり休んで、のんびりやっていきましょう。

「最近毎日そういうこと考えてる……」「気分が落ち込んでつらい……」

そうなんですね。そんなあなたは、もしかすると要注意かもしれません。心の病気の前触れ、もしくは気がつかないうちに発症している可能性も

心の病気といえば「うつ病」などが有名ですよね。ですが今回はあまり知られていない、しかし一般の精神科クリニックの患者さんの3分の1を占めるとい「気分変調症」について解説したいと思います。

※この記事に書いているのは、あくまで「もしかしてこれかも?」という提案ですので、詳しい診断はお医者さんにお任せしてください。
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「どんな病気?」

まず、気分変調症の基礎知識について説明していきます。お医者さんでもない私が勝手に語ってしまうとまずいので、ハートクリニック大船さんのホームページから引用させていただきます。

「気分変調症」は「持続性抑うつ障害」とも呼ばれます。主な特徴は、抑うつ気分がほぼ1日中続いて、なおかつ長期間におよぶことです。

https://e-heartclinic.com/sp/kokoro/yamai_ippan/ippan_kibun2.htmlより引用

 ちなみに抑うつ気分とは、「憂うつ」「悲しい」などの言葉で表現される気分の落ち込みの症状のことです。

私の場合、抑うつ気分は発症が発覚する2年前くらいから感じていましたが、性格の問題や環境の変化によるものだと思い、見過ごしていました

「診断基準は?」

アメリカ精神医学会の診断と統計マニュアル『DSM-5』では、少なくとも2年以上(小児や青年では1年以上)にかけて抑うつ気分が持続していることが、診断基準になっています。

https://e-heartclinic.com/sp/kokoro/yamai_ippan/ippan_kibun2.htmlより引用

大人の方は2年以上、子供さんや青年の方は1年以上憂鬱な気持ちが続いている場合、気分変調症の可能性が疑われます。

うつ病との違いは?

気分変調症は主観的な徴候が目立つのに対し、うつ病は客観的な症状です。具体的には、気分変調症は食欲や性欲の衰退といった特徴はありません。何かに駆り立てられているような感覚(焦燥感)や、何も考えられなくなる状態(精神運動の制止)も認められません。うつ病にはこれらがあります。

https://e-heartclinic.com/sp/kokoro/yamai_ippan/ippan_kibun2.htmlより引用

これだけだとかなり分かりづらいですね。というわけで、私なりにうつ病と気分変調症の違いについてまとめてみました。

・気分変調症

→自分で気づきやすく、他人には分かりづらい(主観的)症状が多い
→何かに駆り立てられるような感覚(焦燥感)や、何も考えられなくなる感覚(精神運動の停止)などがない
 

・うつ病

→自分では気づきにくく、他人から目に見える(客観的)症状が多い
例 : 食欲・性欲の減退

気分変調症には見られない症状がある

 

これでも、完全に区別できた感じはしませんね。そもそも精神疾患は、専門家でも病名をはっきりさせることが難しいので、当然といえば当然です。

うつ病との違いについて思うこと

病名がはっきりしないなんてことあるの?

というのも、精神疾患というのは様々な症状が複雑に絡み合っているため、それが病気のせいで起こっていることなのか、よく分からないことが多いからです。

実際に、私は気分変調症とお医者さんに診断されていますが、この診断基準を見ると「あれ?私ってうつ病なんじゃない?」という部分がいくつかあります。例えば、私はお医者さんに気分変調症と診断されましたが、躁状態のような気分の波に長年悩まされています。また、状態が悪い時には、食欲の減退や性欲の減退も現れた時がありました。それでも診断名が変わらないのはなぜなのか、かかりつけのお医者さんに聞いてみたところ、

 

たぶん、あなたのそれは躁状態っていうほど酷くないのよね。どっちかというと気分の落ち込みの方が酷い感じだから、気分変調症だと思うの。
 

とのことでした。

何それ……本当は躁状態だけど、表に出てないってだけじゃないの?

と、その時は分かってくれていない感じがしてイラッときましたが、 今思えばそれでいいのだと思います。

なぜなら、さまざまな病気の可能性を視野に入れながら治療していく方が、結果的に治りが早いのではないかと思うからです。

精神疾患というのは目に見えないので、病名は「だいたいこんな感じ」と人に説明する&自分の症状を知って安心するものとして活用する方がベターです。逆に、やたらとひとつの病名にこだわるお医者さんには、注意した方がいいかもしれません。

注意した方がいいお医者さんについては、また後日記事にする予定です。(意外といるらしいんですよね……)

まとめ

最後に、ここまでの内容をまとめてみます。

まとめ

・気分変調症とは、抑うつ気分(気分の落ち込みの症状)一日中続き、なおかつ一年もしくは二年以上の長期にわたる病気。

・うつ病との違いは、症状がより主観的(自分で気づきやすく、他人には分かりづらい)であることと、何かに駆り立てられるような感覚(焦燥感)や、何も考えられなくなる感覚(精神運動の停止)などがないこと。

精神疾患は専門家でも病名を特定できないことが多いので、さまざまな可能性を視野に入れて治療を進めることが重要。

最後に伝えたいこと

本当は甘えなんじゃないかな……

病気だなんて言って、悲劇のヒロインぶりたいだけなんじゃないの?

そう思って、モヤモヤを心の内に溜め込んでしまっている優しいあなたへ。

もし病気だったとしても、そうじゃなかったとしても、あなたの辛さが偽物だなんてことは絶対にありません。誰もあなたの感じていることを否定できません。

病気でも、病気じゃなくても、若くても、歳を取っていても、働いていても、無職でも、元気そうに見えても。みんな違って、みんな辛いのです。その辛さに、重いも軽いも、上も下もありません。

あなたがつらい、苦しい、もうダメだ、と思ったのなら、休んでもいいのです。助けを求めていいのです。

助けを求めることができない状況なら、せめてそのつらさを分かち合いましょう。少なくとも私は、あなたのつらい気持ちを受け止めたいです。

 

つらい気持ちを吐き出したくなったら、いつでも声をかけてくださいね。

この記事を書いた人
香凛

HSP気質の女子大学生。高校時代に不登校を経験し、気分変調症を患って通院中。SHOWROOM「かりんcafeにようこそ♪」で毎日ライブ配信、そして月に数回撮影会モデルとして活動している。将来の夢はモデル・女優になること。

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コメント

  1. 心の支えになります!!
    今度でも、暇な時、相談などに乗って欲しいです!

  2. なんと!嬉しいお言葉をありがとうございます(*˙˘˙*)

    ぜひぜひ!Twitterなどのアカウント持っているようでしたら、DMでいつでも相談乗りますので(❁´ω`❁)気軽に声かけてくださいね

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